日別アーカイブ: 2008-03-21

柳津まんじゅうツアー (その 7)

柳津まんじゅうツアー (その 1)柳津まんじゅうツアー (その 2)柳津まんじゅうツアー (その 3)柳津まんじゅうツアー (その 4)柳津まんじゅうツアー(その 5)柳津まんじゅうツアー (その 6) の続きです。
復路は JR 只見線です。只見川沿いに走るローカル線で、車窓には美しい只見川の渓谷と、すばらしい雪景色が広がります。

只見川

只見川

JR 只見線は全線を走り通す列車は 1 日 3 往復しかないという超ローカル線ですが、青春 18 切符のシーズンであったためか、けっこう混雑していて、会津柳津から乗った時点では完全に空いているボックス席はなく、立っている人もけっこういました。

只見線車内

只見線車内

会津柳津から乗った時は人が多くてボックス席を 2 人で占有できないぐらい混んでいたのですが、途中から人が減ったので、空いたボックスへ移動しました。
今回はデジカメ以外に CONTAX 139 に、TOKINA の 17mm のレンズというセットを持っていきました。安物でも 17mm の超広角だと、車内の雰囲気全体を撮ることができます。空いたボックス席に移動してからローカル線の旅を楽しむ様子を撮って見ました。

只見線を楽しむ奥村

只見線を楽しむ奥村

只見線を楽しむ妻

只見線を楽しむ妻

JR 只見線は単線なので、途中何駅か対向列車との行き違いのため、けっこう長時間停車する駅があり、そういう駅では多くの人がホームや、改札外に出て写真を撮っていました。私も当然撮ります。

会津宮下駅

会津宮下駅

会津川口駅ホームは上田ダムのダム湖が目の前にあり、とても景色のよい駅です。

会津川口駅ホーム

会津川口駅ホーム

会津川口駅ホーム

会津川口駅ホーム

途中の駅はほとんどが無人駅です。会津柳津は無人駅ながらストーブ番のおばちゃんが居るし、立派な駅舎がありますが、このような駅は少数派で、簡素な待合室しかないような駅がほとんどです。

簡素な駅の例: 本名 (ほんな) 駅

簡素な駅の例: 本名 (ほんな) 駅

会津柳津を出てしばらくはそれほどの雪ではありませんでしたが、峠に近づくにつれて雪はものすごい事になっています。3 月とは言っても、もう終りに近い 21 日でこの積雪です。

雪景色の車窓

雪景色の車窓

只見川を渡る列車の影

只見川を渡る列車の影

この日は天気はすごくいいという感じではありませんでしたが、風がなくて川面に映る景色が綺麗でした。

只見川に映る山姿

只見川に映る山姿

只見川に映る山姿

只見川に映る山姿

只見川に映る山姿

只見川に映る山姿

只見川に映る山姿

只見川に映る山姿

ところで、全線を走り通す列車が 1 日 3 往復しかない JR 只見線がなぜ廃止にならないのかというと、豪雪地帯を走っているため、平行して走っている国道 252 号線が 1 年のうち半分近く雪のため通行止めになってしまうためです。JR 只見線の車窓から見ていても、国道 252 号が時々見えますが、写真の橋のように、ものすごい積雪です。

雪に埋もれる国道 252 号の橋

雪に埋もれる国道 252 号の橋

この写真はこれだけ見てもよくわからないと思いますが、実は踏切です。走る列車からなのでうまく撮れていませんが、この写真で映っている範囲のもうすこし右に警報機があります。踏み切りの作りからして写真向かって右奥の方に向かって道があるはずなのですが、周囲は一面の雪原で、どこが道なのか全くわかりません。こういう踏切が何箇所もありました。

雪に埋もれた踏切

雪に埋もれた踏切

会津柳津から終点の小出までは、時刻表通りに走ったとしても 3 時間 28 分もかかります。しかもこの日は雪対策の工事か何かがあったらしく一部徐行区間があり、途中かなり遅れがでていました。一番遅れていたのはたぶん会津塩沢あたりですが、駅の時刻表では 15:58 発となっているのに時計では 16:19 だったので、20 分程遅れていました。途中でかなりがんばって回復運転をしたようですが、小出到着は 5 分ほどの遅れとなりました。

3 時間 35 分ほどを過ごした只見線車両のボックス席

3 時間 35 分ほどを過ごした只見線車両のボックス席

小出駅はそれなりに大きな駅なのですが、只見線のホームは他のホームから少し離れた場所にあり、ホームの幅も狭く、上屋もいかにもローカル線チックなものとなっていました。

小出駅只見線ホーム

小出駅只見線ホーム

小出駅の只見線の線路と、上越線の線路の間には除雪車が積み上げたと思われる雪が大量に残っていました。

小出駅の雪

小出駅の雪

ここからは、上越線で浦佐まで行き、さらに新幹線で東京駅へ向かいます。
この日の夕食は新幹線で駅弁を食べようと思っていたのですが、この夕食の調達に苦労しました。
小出駅の売店は只見線の列車がついてすぐ 18:00 に閉まってしまいました。閉まっていなかったとしても、パンぐらいならありそうでしたが、弁当を売っている感じではありませんでした。
浦佐駅には駅弁屋さんの店舗はあったのですが、到着した時にはとっくに閉店時間を過ぎていました。
ということで仕方なく浦佐駅の駅前にあるセブン・イレブンでパンを調達してきました。旅先でコンビニのご飯を食べるのは、仕方ない場合もあるのですが、どうも「負けた」という感じがしてしまいます。何に負けてるのかわかりませんが。
浦佐から我々と同じ新幹線「とき 346 号」に乗ったのは 10 人弱ぐらいで、駅弁屋さんとしては開けていられないのかも知れませんが、新幹線の停まる駅で駅弁も買えないなんて… 鉄道の旅をもっと楽しいものとしたいと思っている私としては、ちょっと寂しく感じました。
そうは言ってもセブン・イレブンのパンもけっこういけてました。

セブン・イレブンで買った、たれカツバーガー

セブン・イレブンで買った、たれカツバーガー

セブン・イレブンで買った、ほうれんそう目玉焼トースト

セブン・イレブンで買った、ほうれんそう目玉焼トースト

そしてお土産にできないといわれている栗 (くり) まんじゅうも、当然食べました。

岩井屋の栗 (くり) まんじゅう 8 個入り

岩井屋の栗 (くり) まんじゅう 8 個入り

栗 (くり) まんじゅうを食べる奥村

栗 (くり) まんじゅうを食べる奥村

2 つ消費された栗 (くり) まんじゅうの箱

2 つ消費された栗 (くり) まんじゅうの箱

8 個入りの栗 (くり) まんじゅうの箱に、帰宅した時にいくつまんじゅうが残っていたのかは秘密です。でも、我々は 3 箱も買ってきたので、大丈夫なのです。
東京駅からは、中央線で新宿、最後に小田急と乗り継ぎ 23:00 過ぎに帰宅しました。
楽しい旅でした。車の旅もいいですが、鉄道の旅もやっぱりいいですね。

柳津まんじゅうツアー (その 6)

柳津まんじゅうツアー (その 1)柳津まんじゅうツアー (その 2)柳津まんじゅうツアー (その 3)柳津まんじゅうツアー (その 4)柳津まんじゅうツアー(その 5) の続きです。
今回の旅行先、会津柳津の街は、散歩していてなかなか面白いところでした。
虚空蔵尊の駐車場を案内する標識です。一休さんです。駐車場へ続く道への交差点の左右に 1 体ずつおられました。

一休さん

一休さん

我々が行った時はちょうど選挙期間中だったようです。全然気合の入っていないポスターがあるのが田舎の選挙っぽくてステキです。

選挙ポスター掲示板

選挙ポスター掲示板

只見川にかかる観月橋という吊橋です。主塔のコンクリートは補修されているのかかなり新しそうな部分もありましたが、全体的な見た感じや、意匠から判断すると、大正末期から昭和初期に架けられたものではないかと思います。柳津の駅舎もそうなのですが、こういった時代の建物は、必要以上に豪華に作られているものが多くて、それぞれの地方の当時の方々が、「文明」への強い憧れをもって建てたのだろうということがしのばれて感動します。

観月橋

観月橋

観月橋のすぐ横の只見川本流には、ウグイのいる淵があり、天然記念物となっています。そちらへ降りていく階段から、観月橋の側面も撮ってみました。橋桁は、主塔の古い意匠とは全く違い、ごく現代的なもので、比較的最近架け替えられたものと思われます。これだけ大々的に改修したのに、主塔を残したということは、この橋は地域の人に愛されているのでしょう。

観月橋側面

観月橋側面

只見川をもう少し上流へ行くと、遊覧船乗り場がありました。冬季だったためか営業している感じはありませんでしたが、面白い形の遊覧船が泊まっていました。

SL 型遊覧船

SL 型遊覧船

さらに進んで「ほっと in やないづ」というドライブインへ行きました。この時既に街中の食堂は閉まっていて食堂を探すのが目的でした。

ほっとinやないづ

ほっとinやないづ

ほっとinやないづ前の赤ベコ

ほっとinやないづ前の赤ベコ

赤ベコは可愛かったのですが、粟 (あわ) まんじゅう屋さんがあるだけで、レストランはありませんでした。
最初ここが道の駅だと勘違いしていたのですが、よく見るとすぐ隣に似たような施設があります。そちらの駐車場に道の駅の看板が出ていました。そちらの建物にはそば屋がありましたが、我々が到着した 16:00 すぎには既に閉店していました。
さらに国道沿いを見渡すと、スーパーの看板がありました。そして見つけたのがこのノボリです。

弁当 280 円

弁当 280 円

無事食料を入手して柳津の街へ戻ります。途中大清水という弘法大師ゆかりの名水がありました。

柳津の大清水

柳津の大清水

こちらは、虚空蔵尊の駐車場にある柳津温泉の源泉です。とても近代的な井戸でびっくりです。掲示されていた説明看板によると、なんと昭和 62 年に湧出したという新しい温泉なのでした。

柳津温泉源泉

柳津温泉源泉

街中を歩いていると、こんな看板も目にしました。我々が行った時にもまだ田畑には雪が残っていましたが、建物の屋根には雪はなく、危険を感じることはありませんでしたが、1、2 月には、この看板の注意が重要な意味を持つような状況になるのでしょう。

屋根のナダレに注意

屋根のナダレに注意

こちらの建物は、民宿そめやさん。とても古い建物をそのまま使っている感じでした。

民宿そめや

民宿そめや

地図によると柳津の町の中心近くにある丘の上に、良寛像があるという事だったので、見に行きました。地図では場所が明確にはわからなかったのですが、つきみが丘町民セナーへ上っていくと、その駐車場脇に良寛様はいらっしゃいました。

つきみが丘町民センター

つきみが丘町民センター

良寛様

良寛様

良寛様の立っておられる場所には、駐車場から除雪された雪が積もっていて、積雪時の雪止めとして使っていたらしい木枠なども放置されていて、すぐ前までは近寄ることができませんでした。ちょっと残念です。
2 日目の昼食は「かあちゃんのまんまや」という店へ行きました。「海洋センター」の近くにあるということでした。1 日目にほっとinやないづへ行った時、そこに海洋センターという建物があったので、そのあたりにあるのかと思っていて、そこへ行ってみたのですが見当たりません。電話して説明を聞いてみると、どうもかなり違う場所を言っているようです。言われたとおりに道の駅会津柳津から 252 号を南下し、2, 300m 進んだ信号のある交差点を過ぎてすぐに左を見ると、そこにも「海洋センター」がありました。どうもほっとinやないづの近くにある海洋センターは昔の建物で、こちらが現役の建物であるようです。そこを奥に進んでいくと、まんまやがありました。

かあちゃんのまんまや

かあちゃんのまんまや

ここは、農家のおばちゃんがやっている郷土料理の店です。食べ放題なので色々なものを食べることができます。食材は山菜が中心で、煮物やてんぷらなど 15 品目ぐらいのおかずと、ご飯や、ご飯につけて食べるとおいしい味噌などがあります。

まんまやの陳列台

まんまやの陳列台

まんまやの陳列台

まんまやの陳列台

まんまやの陳列台

まんまやの陳列台

まんまやの陳列台

まんまやの陳列台

まんまやの陳列台

まんまやの陳列台

まんまやの陳列台

まんまやの陳列台

まんまやの食事 (奥村の 1 回目)

まんまやの食事 (奥村の 1 回目)

まんまやの食事 (妻の 1 回目)

まんまやの食事 (妻の 1 回目)

まんまやから駅へは、国道ではなく、まんまやの人に裏道を教えてもらって、そちらに行きました。
途中で小さな滝があり、修験行場であるという看板があったので、ここで滝に打たれる人がいるのでしょう。

修験行場の滝

修験行場の滝

その先には公園があり、シマウマ、ゾウ、ワニ、クマなどの遊具があり非常に興味をひかれたのですが、遊んでいると列車の時間に間に合わないので泣く泣く通り過ぎました。

どうぶつの森ちびっこ広場

どうぶつの森ちびっこ広場

この標識は踏切注意の道路標識なのですが、絵柄が電車です。踏切は JR 只見線の踏切なので、走っているのはもちろん気動車です。都心の踏切についている標識でもSL の絵柄のものが多く残っているのに、電車が走っていない只見線では新しい電車の絵柄というのが面白いです。

前方踏切注意標識

前方踏切注意標識

道端に 1, 2m ほどのポールを立てて、テレビアンテナが設定されていました。なにかと思ったのですが、この先は崖になっていて、その下に家が何軒かあり、そこにつながっているようです。家が建っているあたりは電波の影になっているので、稜線にある道路脇にテレビのアンテナだけ立てているというわけです。

テレビアンテナ

テレビアンテナ

次回 柳津まんじゅうツアー (その 7) は復路の JR 只見線です。