2016/11/23(水・祝) 新宿駅立体模型見学

新宿駅西口広場イベントコーナーという、地方の物産展などを時々やっている、都心にあってとても田舎っぽいスペースがあります。そこで 2016/11/21(月) ~ 11/24(木) に 「土木コレクション 2016」 というイベントが行われていました。

このイベントで 「新宿駅立体模型 (2016)」 という作品が展示されているということを知り、見に行ってきました。

模型は昭和女子大学環境デザイン学科田村研究室が中心となって製作されたものです。

新宿駅立体模型 (2016) 説明プレート

新宿駅立体模型 (2016) 説明プレート

で、立体模型がどんなものかというと、こんなものです。

新宿駅立体模型

新宿駅立体模型

模型の周辺には昭和女子大学の学生さんが立っていて、質問があると答えてくれます。

質問に答えてくれた昭和女子大学の学生さんたち

質問に答えてくれた昭和女子大学の学生さんたち

環境デザイン学科って何なんだろう? と思いますが、彼女たちはその中でも建築に関する勉強をしている学生さんたちで、建築士の資格を取ったりしているそうです。向かって右の方は大学院生で、左の方は学部生ということでした。

模型は 1/100 の縮尺ですが、高低差がわかりやすくなるように、縦方向は 2 倍にしてある (つまり縦方向の縮尺は 1/50 である) そうです。

模型の設計は、建物などの設計図を元にしたのではなく、学生が実際に地下街などを歩いて調査した結果を元に設計したそうです。

材質は木ですが、このような綺麗な形に切り出すのは CAD などのデータを出すと、その形に切ってくれる業者があるそうで、そちらに依頼したとのことでした。

階段部分は、大学にある機械を使って学生が作ったそうです。その機械の特質上、加工面の一部が焼けてしまって黒くなるそうです。階段が黒くなっているのはそのためで、黒くしようと思ってやったわけではないのだそうですが、組み立ててみると、階段部分が黒くなっているのがいい感じだったので、これでよかったと思ったそうです。

模型を支えている多くの柱ですが、これはなんと全て高さを計算して発注した、この模型を支えるための専用の柱金具です。金具の最上部には高さを微調整するためのボルトとナットがついていますが、基本的には柱の長さ自体を最初から設計した通りの高さで発注して作ったものらしいです。組み立てた状態での耐震計算は一応したらしいですが、結果は教えてくれませんでした。(まぁ、全然だめな数字が出たということなのだと思います)

面白いのは、この模型がこのイベントで置かれている新宿駅西口広場イベントコーナーが、この模型の範囲に含まれているのですが、そこに、ちゃんとこの模型の模型が置いてあったことです。

この新宿駅立体模型の中の、新宿駅立体模型が置かれている西口広場イベントコーナーの部分には、新宿駅立体模型の 1/100 模型が置かれていました

この新宿駅立体模型の中の、新宿駅立体模型が置かれている西口広場イベントコーナーの部分には、新宿駅立体模型の 1/100 模型が置かれていました

この 1/100 模型の 1/100 模型を見ると、西口からさらに新宿西口高層ビル群や都庁前駅などがある部分へ続く地下道なども作られています。実は模型としては設計していたのだそうですが、この模型を最初に展示した学校でのイベント (学園祭?) で展示に使う教室に入りきらないことがわかり、その部分は実際には製作しなかったそうです。(話を正確に覚えていないのですが、部品は作ったけど組み立てなかった、というような話だったかも知れません…)

ちなみに見た感じからしてそうだと思いましたが、この 1/100 模型の 1/100 模型は、3D プリンタで作ったものだそうです。

全体像を撮影するのは無理だったのですが、パノラマ写真を作ってみました。

新宿駅立体模型パノラマ写真

新宿駅立体模型パノラマ写真

こちらは、副都心線の新宿 3 丁目駅あたりの方向から撮った写真で作ったパノラマ写真です。

新宿駅立体模型パノラマ写真 (3 丁目方向から)

新宿駅立体模型パノラマ写真 (3 丁目方向から)

この写真を見ればわかるように 「新宿駅立体模型」 という名前ですが、丸の内線・副都心線・都営新宿線の新宿 3 丁目駅、大江戸線の新宿西口駅も模型の範囲に含まれています。

学園祭での展示では、模型自体を机の上高い位置に設置して展示したので、JR のホームの下のあたりなどに人が通れる場所があり、模型の複雑な構造を下から覗き込むこともできる形での展示だったそうです。それも面白そうだと思いました。また、個人的には、上から俯瞰で見下ろせるような場所で展示されていると、また違った面白さがあるだろうなと思いました。

知らなかったのですが、この研究室ではこの新宿駅の 1/100 模型の前に、東京駅の 1/200 模型、渋谷駅の 1/100 模型も作っているそうです。渋谷駅の 1/100 模型と、新宿駅の 1/100 模型を並べて展示すると、比較できてそれも面白そうだと思いました。展示できるスペースがある場所は限られてしまいそうですが…

来年以降の予定はまだ決まっていないそうですが、他の駅の模型をさらに作ったりとかいった展開があるようです。他にそこそこ複雑な駅としては、池袋駅とか 1/200 模型しか作っていない東京駅も 1/100 模型も作ったりとか、今回の新宿駅の西口側で切れたままになっている高層ビル群の地下、都庁前駅付近などの構造まで延長して作ったり、色々アイデアはあるようです。個人的には北千住駅の立体構造が面白いと思っているので、北千住も作ってくださいとお願いしておきました。

次にどのような作品が出てくるかわかりませんがとても楽しみです。

2016/11/20(日) SHARP 洗濯機修理

うちで使っている SHARP の洗濯乾燥機は、現在の家に引っ越してきた 2012/01/27(金) から使い始めているのですが、1 年ほど前から、乾燥機能を使うと、”U04″ というエラーがすぐに表示されてしまうようになっていました。”U04″ は 「フィルターを掃除してください」 というエラーですが、フィルターは使うたびに掃除していて、ほこりは詰まっていません。それでもエラーが出るので、SHARP に連絡して点検・修理に来てもらいました。

点検においでになった方はシャープエンジニアリングの方でした。その方によると、乾燥装置の奥の方にほこりが溜まってしまっているので、分解して掃除しなければならないとのことです。2 時間ほどの作業になるとのことでした。1 時間ほどしたところで見に行ってみると、洗濯機はかなり分解された状態になっていました。

分解して色々取り外された状態の SHARP の選択乾燥機

分解して色々取り外された状態の SHARP の選択乾燥機

ほこりは確かに詰まってます。

ほこりが詰まっている

ほこりが詰まっている

この洗濯機には 「槽洗浄」 という、洗濯機自体を洗うコースがついています。これを時々実行してやる必要があるらしいのですが、それをおこたっていると、このような状態になりやすいのだそうです。

予定より 30 分ほど遅れ、2 時間 30 分ほどかかって修理が完了し、シャープエンジニアリングの方は帰っていきました。客先の環境はそれぞれに違うのに、そこで修理の仕事をこなしていかなければならないなんて、大変なお仕事ですね…

修理完了した SHARP の洗濯乾燥機

修理完了した SHARP の洗濯乾燥機

“U04” の表示が消え、いい感じに乾燥機が動くように復活してくれているといいなぁ。

2016/11/08(火) 転んで痛かったので整形外科行ったら骨にヒビが入ってた…

2016/11/07(月) に、銀行に行くために赤坂の街をチンタラと歩いていた時、歩道にあった 2~3cm  ぐらいしかない小さな段差を踏み外し、その瞬間に右足がくるっとまわったようになってしまって転んでしまいました。

転んだ時にはちょっと足首あたりが痛いなと思っただけだったのですが、翌日 2016/11/08(火) になっても痛みが引かず、整形外科へ行って診てもらいました。レントゲンを撮った結果、お医者様の診断は「骨にヒビが入ってますね。軽く固定しましょう」ということになりました。

ヒビが入った右足のレントゲン写真

ヒビが入った右足のレントゲン写真

固定してから、レーザー治療という、効果があるのかどうかよくわからない治療を受けました。

レーザー治療中

レーザー治療中

以前腰痛でこの整形外科に来た時も、このレーザー治療を受けました。痛みと炎症を抑える効果があるという説明です。腰痛の時は、確かにレーザー照射を受けた後は若干痛みが和らぎましたが、根本治療というよりは、痛みに対する対処療法にすぎないように思います。今回は、腰痛の時とは違って、痛みが和らぐ感じもなかったので、継続してこの治療を受けるのはやめることにしました。「なるべく歩かないでください」 というのに、「このレーザー治療を受けるために、毎日この病院へ通ってください」 と言われるのは矛盾しているような気もしました。歩かずにタクシーで来いってことなのかな…

小さな段差で転んでしまった、という事も、ちょっと転んだだけで骨にヒビが入ってしまった、という事も、どちらも、自分の年齢をあらためて感じてしまう出来事でした。

2016/11/05(土) ヤマハ歴史車両デモ走行見学会 at ヤマハ袋井テストコース

2016/11/05(土) に、ヤマハ袋井テストコースで行われた、ヤマハ歴史車両デモ走行会見学会というイベントに行ってきました。

事前にインターネットで公開されていた案内で、二輪車は袋井テストコース内に駐車できるが、四輪車は別の場所に駐車して、そこからシャトルバスになると説明があったので、二輪車 (RG-200Γ) で行くことにしました。

自宅を出てそれほど遠くない東名高速の鮎沢 P.A. で最初の休憩です。鮎沢 P.A. からこんなに綺麗に富士山が見えるとは知りませんでした。

富士山と RG-200Γ at 東名高速・鮎沢 P.A.

富士山と RG-200Γ at 東名高速・鮎沢 P.A.

現地に到着して、二輪車はこちら、という看板に従って袋井テストコースへ到着すると、正門前で係りの人が「二輪車駐輪場は満車です。もう入れないので、四輪車と同じ駐車場へ行ってください。」と (それほど大きくない声で…) 言っていました。オートバイに乗っているとエンジン音にかき消されてしまうので、その人の目の前まで行って初めて聞き取れるので、道の反対側で渋滞待ちのようになっていたオートバイのライダー達も、そこから直接折り返さずに、1 人 1 人、係りの人のところに寄ってきては、ようやく説明が聞き取れて去っていくというカオスな状態が続いていました。拡声器を使ってオートバイのライダーに聞き取れるようにするか、大きなボードに説明を書いて、読めばわかるようにするかしなければならないと思いました。

看板通りに駐車場所を目指して走っていったのに追い返され、どうしてよいかわからず右往左往するオートバイの群れ

看板通りに駐車場所を目指して走っていったのに追い返され、どうしてよいかわからず右往左往するオートバイの群れ

私は四輪車の駐車場まで行ってシャトルバスに乗るのは嫌だったので、袋井テストコースから少し離れたところで路上駐輪することに決め、そこから歩いて会場に向かいました。

ヤマハコミュニケーションプラザ歴史車両デモ走行会見学会 2016 会場となった袋井テストコースの入口

ヤマハコミュニケーションプラザ歴史車両デモ走行会見学会 2016 会場となった袋井テストコースの入口

ちなみに、会場にはオートバイ用以外に、自転車用の駐輪場も用意されていて、そちらはまだかなり台数に余裕がありました。自転車で来ている人もそれなりにいて、私が着いた時間帯でも、正門の係りの人は、自転車は通していました。

敷地を進んでいくと、「これより先 外来者進入禁止」 の看板が登場します。この日ぐらいは 「今日は入れます」 というような貼り紙をしてあってもよいように思いました。

袋井テストコースは、普段は一般の人は立入り禁止で、このような看板もあります

袋井テストコースは、普段は一般の人は立入り禁止で、このような看板もあります

会場に到着すると、レイアウト図と、タイムスケジュールがありました。走行見学エリアの位置が、この図だとわかりにくいですね…

会場内レイアウト

会場内レイアウト

イベント・タイムスケジュール

イベント・タイムスケジュール

デモ走行が始まる時間まで、デモ走行車両や、その他の展示車両を自由に見学できます。特に車両のまわりにロープなどが張られているわけでもなく、本当に自由に見学できる状態でした。

なんとなくアメリカンっぽい雰囲気の Popgal という原付。かわいいスタイルです。

Popgal

Popgal

こちらはステップスルー型スクーター原付の元祖、パッソルです。私が中学生から高校生ぐらいの頃にものすごく売れたオートバイで、本当にそこら中を走っていました。

Passol パッソル

Passol パッソル

リアタイアのサスペンションは、タイヤを片持ちでエンジンユニットそのものがバネ下に入ってタイヤと一緒に揺れる、ユニットスイングです。今のスクーターもほとんどがこの形式ですが、既にそのスタイルが完成しています。

片持ちでエンジン一体のユニットスイングという形式がすでに完成している

片持ちでエンジン一体のユニットスイングという形式がすでに完成している

こちらは Zippy という原付です。独特のスタイルがかわいいです。こういう個性的なスタイルの原付は現在は絶滅しましたね。

Zippy

Zippy

こちらは GP50 マシン RF302 です。上から見ると、細い! 17 馬力、最高速度は時速 170km 出たそうですが、こんな細くて華奢な車両で時速 170km 出たら、ライダーはすごく怖かったのではないでしょうか?

GP50 レーサー RF302 の車体を上から。細い…

GP50 レーサー RF302 の車体を上から。細い…

続いて Tech21 カラーの FZR750 です。私が高校生の頃、当時はレースとしてとても人気があった 8 耐に平選手が出場した車両です。当時はカッコいいと思ったものですが、今見ると、特にフロントカウルの形状に時代を感じて、古臭い感じです。でも、このカラーリングは今見てもカッコいいですね。

FZR750 TECH21 カラー

FZR750 TECH21 カラー

四輪車は、まず トヨタ 2000GT です。トヨタ博物館などでも何度か見たことがありますが、この色のトヨタ 2000GT は初めて見ました。世間的には評価の高いデザインですが、私は小学生の時に名古屋への遠足に先立っての説明会で初めてこの車の説明を聞き写真を見た時に 「カッコ悪」 と思ってしまって以来、どうも素直にカッコよく思えないところがあり、見るたびに微妙な思いをいだいてしまいます。まぁ、大人になってから初めて見たトヨタスポーツ 800 なんかは、スタイルのテイストは似ているのに、素直にカッコいいと思えるのが不思議なところです。トヨタ 2000GT も、もう少し大人になってから初めて見ていれば、素直にカッコいいと思っていたのかも知れません。

TOYOTA 2000GT

TOYOTA 2000GT

そして、おそらく今回のイベントの目玉である OX99-11 です。これは黒の車体です。

OX99-11

OX99-11

こちらも OX99-11 です。赤色の車体です。

OX99-11

OX99-11

OX99-11 最後の 1 台は緑色です。

OX99-11

OX99-11

今回 3 台が展示されていた OX99-11 ですが、ヤマハの方によると 5 台製造されたらしいです。残りの 2 台は、なんと行方不明なのだとか… 製造した後市販しないことが決定すると、倉庫などにしまいこまれて、忘れられた存在となっていたものを、数年前に復活させたのですが、その時出てきたのがこの 3 台だけだったのだそうです。FRP のボディーなどは数年しまっておいたぐらいでは痛まないと思いますが、ECU なんてソリッドステートの電子回路のはずなのに市販車の ECU は何故か放置していただけで壊れてしまうので、どうしたのか聞いてみましたが、保管状態が良かったのか、ECU については特に何もしなくてもそのまま使えているのだそうです。樹脂系の部品とかをどうしたのか聞きそびれましたが、おそらく再作成したものとかもあるのでしょうね。そして、残りの 2 台は一体どこにあるのか、興味のあるところです。

OX99-11 は、ドアやフードを開けて内部が見える状態でも展示されていたので、内部の写真も自由に撮れました。まずは運転席です。

OX99-11 運転席

OX99-11 運転席

エンジンは当時の F1 そのものらしいです。ステアリングホイールはおそらく当時でももっとボタンとか一杯ついてたと思ったのですが、同時代の MP4/6 のステアリングをインターネットで画像検索して見ると、ラジオの操作ボタンぐらしかついてないシンプルなものだったので、当然無線などが付いてない OX99-11 は、ステアリングにボタンがなくても時代的にそういうものだったということのようです。運転席は右でも左でもなく中央にあるのですが、ミッションは右手で操作する位置にあるので、操作体系としては左ハンドル車です。

続いてエンジンです。

OX99-11 のエンジン

OX99-11 のエンジン

V 型 12 気筒エンジンなので、片側から見ると 6 つのシリンダーヘッドが並んでいます。インジェクション車でシリンダーの上の方に見える機器がインジェクション系のものらしいです。エンジンの上に付く吸気用のダクトが、まさに F1 という形状をしているのが良いですね。

そしてリア・サスペンション。F1 ではおなじみのダブル・ウイッシュボーン・サスペンションです。車体カウルがある OX99-11 ではあまり意味がないのですが、ダンパーとスプリングは、ミッションの上部にインボード・マウントされているのも F1 と同じです。サスペンション用のフレームがあるわけではなく、ミッションのモノコックに直接サスペンションが付いているように見えるのも、F1 と同じなのだと思います。

OX99-11 のリアサスペンション

OX99-11 のリアサスペンション

デモ走行の時間が来ると、展示エリアから出て行くようにアナウンスがありました。アナウンスがあっても、なかなか人が柵の外へ出て行かず、いきなりスケジュールから大幅遅れでデモ走行がスタートしました。

展示エリアからの観客の追い出しがようやく終わると、走行予定車両のエンジンが順次スタートされていきます。エンジンをかけ始めた頃には、すでに走行コース横のエリアに移動していたので直接は見れませんでしたが、古い車両であることもあるのだと思いますが、アクセルを空ぶかしして調子を整えているらしき様子が、音で伝わってきました。しかし、そればかりずいぶん時間をかけてやっていて、なかなか走り出しません。と思っていたら、いきなり目の前のコースを、ちょろちょろっという感じでオートバイが駆け抜けて行きました。

1 台目のデモ走行車両

1 台目のデモ走行車両

コース脇にいるとほとんど聞こえないため気づいていなかったのですが、よく耳を澄ますと、中央のコントロールタワーの建物付近でなにやらアナウンスをしているらしく、次に走行する車両の紹介をしているようです。しかしコース脇の走行が見えるエリアにいると、「あ~、何かマイクでしゃべってるな」ということはわかりますが、何を言っているのかは全く不明です。また、1 台、1 台の走行の時間間隔がバラバラで、1 台目と 2 台目の間はものすごく空いてましたが、途中は順調に次々と走ってくる時間もあり、そう思っていたら、また間が空いて、と、何が起きているのか全然わからず、ただただ目の前に時々走りに来るオートバイを、説明も聞き取れないまま呆然と見ているだけ、という謎イベント状態になっていました。

2 台目のデモ走行車両

2 台目のデモ走行車両

3 台目のデモ走行車両

3 台目のデモ走行車両

4 台目のデモ走行車両

4 台目のデモ走行車両

5 台目のデモ走行車両

5 台目のデモ走行車両

6 台目のデモ走行車両

6 台目のデモ走行車両

デモ走行が 3、4 台行われたあたりで、驚くべきことに既に帰る人が出始めました。こんな走行を見てても面白くないと思ったのかも知れませんが、決断が早すぎます…
私が結局入れなかった会場の二輪駐車場は、けっこう奥の方まで駐車車両を入れていました。駐車場に入る時は走行して入ったらしいのですが、出て行く時は、観客のいるエリアを通るため、押して出て行くように指示されたらしいです。大型二輪で来ている人も多かったのですが、重そうな車両を、ここからはエンジンかけて自走してよいです、と言われるエリアまで押しているのは、見ていてとても大変そうでした。

7 台目のデモ走行車両

7 台目のデモ走行車両

8 台目のデモ走行車両

8 台目のデモ走行車両

9 台目のデモ走行車両

9 台目のデモ走行車両

10 台目のデモ走行車両 - ライダーさんの頭が画面の枠外になってしまいました

10 台目のデモ走行車両 – ライダーさんの頭が画面の枠外になってしまいました

11 台目のデモ走行車両

11 台目のデモ走行車両

12 台目のデモ走行車両

12 台目のデモ走行車両

13 台目のデモ走行車両

13 台目のデモ走行車両

14 台目のデモ走行車両

14 台目のデモ走行車両

15 台目のデモ走行車両

15 台目のデモ走行車両

16 台目のデモ走行車両

16 台目のデモ走行車両

17 台目のデモ走行車両

17 台目のデモ走行車両

18 台目のデモ走行車両

18 台目のデモ走行車両

19 台目のデモ走行車両

19 台目のデモ走行車両

20 台目のデモ走行車両

20 台目のデモ走行車両

21 台目のデモ走行車両

21 台目のデモ走行車両

22 台目のデモ走行車両

22 台目のデモ走行車両

23 台目のデモ走行車両

23 台目のデモ走行車両

次に走った RZ250 は、何故か他の車両よりずっと遠くまで行って戻ってきて、さらに 2 往復していました。どうやらライダーさんが走行手順を勘違いしていたようです。他の車両より速い速度で走っていたので、1 回目ではブレブレな写真しか撮れなかったので、2 往復してくれて助かりました。

24 台目のデモ走行車両

24 台目のデモ走行車両

25 台目のデモ走行車両

25 台目のデモ走行車両

26 台目のデモ走行車両

26 台目のデモ走行車両

27 台目のデモ走行車両

27 台目のデモ走行車両

28 台目のデモ走行車両

28 台目のデモ走行車両

29 台目のデモ走行車両

29 台目のデモ走行車両

30 台目のデモ走行車両

30 台目のデモ走行車両

31 台目のデモ走行車両

31 台目のデモ走行車両

ここで二輪車・市販車のデモ走行は終了です。あれ? 二輪車・市販者のデモ走行は 30 台だったはずなのに、写真でこうやって見返してみると 31 台が走行しています。で、私の撮った写真で見ると、1 台目と 3 台目はどうやら同じオートバイのよう。他の方の twitter や blog 記事なども参考にすると、どうもデモ走行というのは YA-1 (上記で 2 台目となっているオートバイ) からスタートで、その前に YD-1 がなぜか 1 回走ったようです。

続いて四輪車のデモ走行です。まずはトヨタ 2000GT と、LEXUS LFA です。スケジュールが遅れていたためなのか、元からの予定なのか、この 2 台は同時にコースインして走行しました。

走行するトヨタ 2000GT

走行するトヨタ 2000GT

走行するトヨタ 2000GT

走行するトヨタ 2000GT

同時に走行するトヨタ 2000GT と LEXUS LFA

同時に走行するトヨタ 2000GT と LEXUS LFA

同時に走行するトヨタ 2000GT と LEXUS LFA。2 周目は位置が逆になってました

同時に走行するトヨタ 2000GT と LEXUS LFA。2 周目は位置が逆になってました

二輪車市販車は、コントロールタワーの前の、500m ぐらいの区間を往復しただけでしたが、トヨタ 2000GT と LEXUS LFA は、コースを周回走行しました。さきほどまでの二輪車と同じようにチンタラした走りしか見れないのかと思っていたら、あっと言う間に、見えないところまで走って行ってしまいました

コースを周回するべく、見えないところまで走って行ってしまいました

コースを周回するべく、見えないところまで走って行ってしまいました

続いて OX99-11 のデモ走行です。まずは、赤い車両、黒い車両、緑の車両の順にコースに入ってきて、整列しました。

赤の OX99-11 のコースイン

赤の OX99-11 のコースイン

黒の OX99-11 のコースイン

黒の OX99-11 のコースイン

緑の OX99-11 のコースイン

緑の OX99-11 のコースイン

コントロールタワー前に整列した赤、黒、緑の OX99-11

コントロールタワー前に整列した赤、黒、緑の OX99-11

そして走行開始です。

走行する赤の OX99-11

走行する赤の OX99-11

走行する赤の OX99-11

走行する赤の OX99-11

走行する黒の OX99-11

走行する黒の OX99-11

走行する黒の OX99-11

走行する黒の OX99-11

走行する緑の OX99-11

走行する緑の OX99-11

走行する緑の OX99-11

走行する緑の OX99-11

エンジンは 3 台とも同じものですが、黒の OX99-11 だけマフラーが異なり、音が大きいです。その点を考慮しているのか、黒の OX99-11 のドライバーはアクセルを控えめにしていたように思えました。

また、緑の OX99-11 だけ、ライセンスプレート (ナンバープレート) がついています。この KI OXY というライセンスプレートは、OX99-11 がイギリスで登録して走行していた時の、本物のライセンスプレートです。

続いて、二輪車レース車両のデモ走行です。

走行する RD56 (GP250 マシン)

走行する RD56 (GP250 マシン)

二輪車でも、レース車両はコースを周回します。出だしは様子見なのかそれほど速くない速度で立ち上がっていきましたが、2 周目は、予想以上に本気の走りでカッ飛んでいて驚きました。

走行する TECH21 カラーの FZR750

走行する TECH21 カラーの FZR750

平選手のオートバイというイメージの TECH 21 カラーの FZR 750 は、河崎 裕之さんという、かつてのライダーが乗っていました。私はこの日まで知らない方でしたが、WGP で複数回表彰台に立つなど実績のあるライダーの方でした。

3 台目のレーサーのデモ走行 (車名記録してませんでした…)

3 台目のレーサーのデモ走行 (車名記録してませんでした…)

走行する YZR500

走行する YZR500

当初のスケジュールだと、この後記念撮影があって終わりなのですが、なんと、この時間になっても、まだ駐車場からのシャトルバスに乗って新たにやってくる人がたくさんいる状態であったため、急遽 16:00 から、1 回目より短縮バージョンですが、2 回目の走行セッションが行われることになりました。

1 回目の走行では、なかなかピントが合わなかったり、手振れがあったりと、あまり綺麗な写真が撮れなかったので、駐車場への出入りだと速度が遅いので、車両の写真が撮りやすいだろうということで、2 回目のデモ走行は、コース脇ではなく、コースへの出入り口近くで見ることにしました。

2 回目のデモ走行は、走行を終えた車両が駐車場へ入る出入口付近で見学しました

2 回目のデモ走行は、走行を終えた車両が駐車場へ入る出入口付近で見学しました

狙い通り、速度を落として走る車両を撮影できました。

2 回目のセッションの、1 回目より台数を減らしての二輪車市販車デモ走行が終わり、二輪車レーサーのデモ走行が始まったぐらいの時間に、時刻でいうと 16:30 ぐらいだったでしょうか、アナウンスで 「駐車場から乗客を乗せた最後のシャトルバスがただいま到着しました」 と流れていました。すごく遅れてきた 2、3 人が乗っているのかな? と思って到着したばかりのバスの方を見ると、ほぼ満席でした。もうイベントはほとんど終わっているのに、駐車場でシャトルバスを待つ行列にずっと並んでいて、この時間になってやっと会場に辿り着けた人がいたということのようです。2 回目のセッションをやると聞いた時はすごいサービス精神だなと思いましたが、その状況だとやらざるを得なかったのでしょうね…

さらに 16:51 には日没です。

2 回目のセッションが完了してないけど、日没してしまいました

2 回目のセッションが完了してないけど、日没してしまいました

最後の四輪車のセッションは、ヘッドライトのある車両ばかりなので、とりあえず走行はできそうです。写真は厳しい… 駐車場では、トヨタ 2000GT が走行の準備で小さく移動していましたが、リトラクタブルヘッドライトを上げて、バックランプとブレーキランプが点いている状態のトヨタ 2000GT という、それなりに珍しい写真が撮れました。

走行セッションの準備でバックするトヨタ 2000GT

走行セッションの準備でバックするトヨタ 2000GT

ヘッドライトを点けてコースインする OX99-11

ヘッドライトを点けてコースインする OX99-11

OX99-11 もヘッドライト、テールランプを点けてのコースインです。

ヘッドライトを点けて走行する OX99-11

ヘッドライトを点けて走行する OX99-11

リトラクタブルヘッドライトを上げて走行するトヨタ 2000GT

リトラクタブルヘッドライトを上げて走行するトヨタ 2000GT

周回コースの反対側は観客は入れないのですが、表側の駐車場の端っこの方へ行くと少し見える部分があります。1 回目の走行時にはコース脇に 3、4 重に人垣が出来ていたので、コース脇へ来ることを諦めて、そちらで見ている人がいました。1 回目の時もそちらにも興味があったのですが、人が多いので、一旦場所を離れるとすぐにその場所を他の人に取られてしまい、戻ってくると人垣の後ろからしか撮影できなくなるため、移動を諦めていました。今回はコース脇はガラガラで、自分の場所を一度離れても支障なく戻ってこれるので、そちらにも移動して撮影してみました。

コースの裏の部分を走行する OX99-11

コースの裏の部分を走行する OX99-11

ヘッドライトを点けていることもあって、ル・マン 24 のような耐久レースを見ているような雰囲気でした。コースのゴール部分に戻ってくる OX99-11 とトヨタ 2000GT も、やはり耐久レースのゴールのような感じです。昼のイベントとは違う雰囲気で、これもなかなかよかったです。

コースを 1 周して戻ってきた OX99-11 (手前) とトヨタ 2000GT (奥)

コースを 1 周して戻ってきた OX99-11 (手前) とトヨタ 2000GT (奥)

最後に OX99-11 と記念写真を撮ってもらいました。

OX99-11 と記念写真

OX99-11 と記念写真

現地でも、また、現地に到着するまでも、リアルタイムの情報不足を感じました。現地のアナウンスは、コントロールタワーのすぐ近くでしか聞こえませんでした。
イ ベント公式 Twitter アカウントを事前に周知しておいて、そのアカウントでリアルタイムに 「次に走る車両は XX です」 と tweet してくれたり、駐車場問題にしても、そのアカウントで 「コースの二輪駐車場は満車になりました。四輪車と同じ駐車場へ向かってください」 などと情報発信してくれると、開催者側にとってはあまり大きな負担とならずに、参加者からは情報がよく見えるようになるので、そのような方法を次回は取っ て欲しいと思いました。

上記のような改善の提案はあるのですが、今回のイベントは、ヤマハさんの予想をはるかに上回る人が来てしまったようで、それに伴って運営上の問題がいくつも発生してしまったというだけで、本質的には来客側の問題であったとも言えます。ヤマハの方々は、想定外に状況に対して、それなりに良く対応されていたのかなと思います。今回は 8 年振りの開催ということで人がたくさん来すぎてしまったということがあると思います。毎年やれば、もう少し人が分散すると思うので、来年以降も着実に毎年開催してくれるとよいなぁ、と思いました。

2016/11/03(木・祝) 量子科学技術研究開発機構・那珂核融合研究所・核融合施設見学会 (一般公開)

量子科学技術研究開発機構 (元・日本原子力研究開発機構) 那珂核融合研究所で 2016/11/03(木・祝) に開催された「核融合施設見学会」 (一般公開行事) を見に行ってきました。

予定より 2 時間ぐらい寝過ごしてしまい、到着したのは 13:00 を過ぎたころ… 施設入口には一応一般公開行事らしいゲートが設置されていました。

核融合施設見学会入口ゲート

核融合施設見学会入口ゲート

建物に到着すると、見学ツアーの参加者募集をしていました。他の研究施設の一般公開と違って、基本的にツアーに参加して見て回る形式になるので、見学ツアーに参加しないと、子供向けのイベント以外にはほとんど見るところがありません。当然参加します。

ツアーの最初でいきなりメインイベントと言える JT-60 実験棟の見学です。

JT-60 実験棟

JT-60 実験棟

建物の名前は JT-60 実験棟ですが、JT-60 は既に解体されて別の場所に運び出されていて、現在は ITER の副施設で欧州との共同研究施設という位置づけとなった JT-60SA を内部で建設中です。

見学用の部屋から、かなり出来上がった JT-60SA の真空容器を見下ろすようにして見学できます。

JT-60SA 真空容器 (向かって右手)

JT-60SA 真空容器 (向かって右手)

見学用の窓から見える範囲はごく限定的なので、こういう写真しか撮れません。TOSHIBA という旗がぶら下がっている構造物の奥に見える球体状のものが真空容器です。実際にはドーナツ状の形状をしています。このあと超伝導トロイダル磁場コイルをはめ込んでいくために、ドーナツ状の形状のうち、わざと全体の 20 度ぐらいを未完成のままにしてあり、そこから超伝導トロイダル磁場コイルを入れては、円周上を移動させて固定させていく、という作業がこれから行われます。現時点では超伝導トロイダル磁場コイルは 1 つもはまっていません。真空容器の 20 度ほどの開口部には、形状を保つための治具が入ったままとなっています。この治具はオレンジ色で目立つので写真でも場所がわかりやすいと思います。

左手に見える青い装置は、中性粒子ビームの入射装置です。燃料となる水素などの中性粒子を一旦イオン化して電磁的に加速し、最後に電子を加えて再度中性化して、真空容器内に打ち込む装置です。燃料を注入するための装置という意味と同時に、加熱装置としての意味があります。

次に場所をうつして、超伝導トロイダル磁場コイルが仮置きされている場所へ連れて行ってくれました。

超伝導トロイダル磁場コイル

超伝導トロイダル磁場コイル

超伝導トロイダル磁場コイルは国際共同プロジェクトである JT-60SA では、フランスとイタリアが製造を担当しています。全部で 18 個必要となりますが、フランス、イタリアがそれぞれ予備を含めて 10 個ずつ、合計 20 個製造されます。現在フランス製の 2 つが到着していて、写真の今回一般公開で展示されていた超伝導トロイダル磁場コイルは、その 2 番目に届いたコイルで Coil11 という名前がついています。

続いて液体ヘリウムを使った冷却システムへ案内されました。この冷却システムは、超伝導コイルが超伝導状態になる温度まで冷やすための液体ヘリウムを -269℃ まで冷やすための装置です。装置としてはエアコンと同じ熱交換機式で、液体ヘリウムをいったん圧縮して温度を高くして、そこから熱を奪った後、圧力を下げてやることで冷却します。そのために中心となる施設は圧縮ポンプです。メーカーはドイツの会社だそうですが、この機械自体はフランス製だそうです。

液体ヘリウム冷却装置の圧縮ポンプ

液体ヘリウム冷却装置の圧縮ポンプ

装置の色使いとかがヨーロッパっぽいです。18 気圧まで圧縮するそうです。

続いて電源施設を見学しました。電源は直流電源が必要になり、さらに大電流が必要、かつ、急激な電流変化が必要な場合もある、ということで、かなり特殊な装置が色々つながっているようです。一番気になったのは「電線」です。電源から真空容器へ電気を送る電線は、普通のケーブルではなく、ものすごくしっかりした金属角材でした。あれだけの断面積が必要ということなのでしょう。

電源室の天井に張り巡らされた「電線」

電源室の天井に張り巡らされた「電線」

写真を見ても、支持構造物ばかりで電線がないやん、と思うのではないかと思いますが、写真に写っている銀色の、平行して並べて設置された金属の板のようなものが電線です。

最後に、JT-60 の保管場所を案内されました。

JT-60 に使われていた常伝導トロイダル磁場コイル

JT-60 に使われていた常伝導トロイダル磁場コイル

JT-60 のトロイダル磁場コイルは、JT-60SA の超伝導とは違い、常伝導コイルです。なので磁力を発生させるために電気を通すとコイル自体がかなり発熱します。写真でコイルに青い装置がついていますが、これはコイルの水冷装置です。

見学用のスペースの目の前には、上記のトロイダルコイルが見えています。その左奥の方に、JT-60 の真空容器が保管されています。ちょっと見難い位置にあります。

JT-60 の真空容器

JT-60 の真空容器

これらは JT-60 の実験で出た中性子によって若干放射化していて、それが崩壊して放射化が収まるまで保管されることになるそうです。30 年とか 40 年ぐらいのスパンだそうです。既に JT-60 での実験を終えてから 10 年近くになるので、あと 30 年ほどで廃棄できるようになるようです。

高周波加熱装置の見学は、午前中のツアーには組み込まれていたようですが、午後のツアーは人数をさばくためにツアーから外れていました。高周波加熱装置の見学を担当している職員の方が、暇だったのか独自にその装置だけの見学ツアーを集客をしていたので、そちらにも参加して見せてもらうことができました。

高周波源となるジャイロトロン

高周波源となるジャイロトロン

東芝製のジャイロトロンは、現時点では世界最高クラスの性能を持っているそうです。2 種類の周波数帯に 1 つのジャイロトロンで対応しているのも珍しいそうです。ちなみに製造している会社は現在も「東芝なんとか」、という名前のままだそうですが、東芝の粉飾会計問題で会社まるごとキヤノンに売られてしまって、現在はキヤノンのグループ会社となっているそうです。東芝は本体で原子力をやっているので、こういう関連会社を維持する意思があったと思いますが、キヤノンがこの事業を続けてくれるのかちょっと不安です。

そしてこちらが高周波加熱装置の本体です。

JT-60SA 高周波加熱装置

JT-60SA 高周波加熱装置

写真には 3 器の高周波加熱装置が写っています。手前から 2 つ目まではジャイロトロンが刺さっていますが、3 つめの装置には刺さっていません。この 3 つめの装置に本来は刺さっているジャイロトロンが、単体で展示されていたジャイロトロンということです。高周波加熱装置は最終的には 9 台になるそうで、この写真の奥の方にも、手前の方にも、建物内にはまだ空きスペースがあり、設置工事の準備が行われていました。

この装置で作られた高周波は、導波管を使って真空容器に導かれます。真空容器内に高周波を放出するためのアンテナは、JT-60SA で新たに試される回転する平面鏡と固定局面鏡により、真空容器内の狙った場所に高周波を送り込めるような独創的な形状をしています。高周波なので普通の、例えばダイポールとかのようなアンテナという概念とは全く異なる姿をしていますが、普通に鏡で反射とかできると聞くと、電波ではなく、光の領域に近づいているんだなぁと思います。反射時のロスにより鏡が熱を帯びるため冷却が必要ですが、可動式平面鏡はその名の通り可動部があるため、動作を繰り返しても信頼性のある冷却システムが課題で、今回は冷却系にジャバラ状の部分がまったくない独自の方式が試されます。また、可動部の潤滑は、オイルなどをまったく使わない乾式が用いられます。アンテナ自体は真空容器内にあるため、冷却、潤滑などに使う水はオイルが少しでも漏れると大問題になるため、このあたりの設計がとても難しいそうです。

最後に帰り間際に撮った那珂核融合研究所内の並木です。紅葉していてとても綺麗でした。

紅葉して美しい那珂核融合研究所内の並木道

紅葉して美しい那珂核融合研究所内の並木道

こんな感じで見学してきました。JT-60SA ではまだまだ発電には至りませんが、それでもこれだけ最新の技術を投入していく必要があります。ITER は技術レベル的には同じ時代ということもあり、似たようなもののようですが、規模が違うので、実証試験としては意味があるものができるはずです。生きてい るうちには核融合発電が実用されるところを見てみたいと思っているのですが、間に合うのかどうか微妙な感じ、というのが今回の見学で感じた感想でした。